厚く(熱)逞しい大胸筋を手に入れるために
厚い胸板に憧れて筋トレを始めた人は、かなり多いのではないでしょうか。
盛り上がった逞しい大胸筋は、まさに男らしさの象徴ですよね!
大胸筋は比較的効果の出やすいぶいでもありますが、誤った方法でしてしまうとケガのリスクも伴うこともありますので、注意をしてトレーニングを行いましょう!
まず初めに、大胸筋の構造について、詳しく解説していきます。
大胸筋の構造
胸を鍛えるときに知っておくべきなのが、大胸筋の構造です。
大胸筋は上腕骨から胸の真ん中にかけて広がっている広大な筋繊維で、全身の中で最も大きな筋肉のひとつです。
大きな筋肉を鍛えることによって、男性ホルモンや成長ホルモンの分泌量が増えるので、大胸筋を鍛えることは全身のトレーニングに貢献します。
大きな筋肉なので基礎代謝量も大きく、ダイエット効果も高いです。
大胸筋はひとつの大きな筋肉ですが、トレーニングの種目やポジションによって、効果のある部位が違います。
そのため、例えばベンチプレスばかりを行っていても、大胸筋をバランスよく成長させることはできないのです。
トレーニングのメニューやポジションによって、大胸筋は効果のある部分が上部から下部、および外側から内側とに分かれます。
大胸筋の中部から外側は効かせやすいため、比較的簡単に大きくなります。
しかし、上部や内側の部分を大きくするのは、トレーニング方法を知っておかないとなかなか難しいです。
厚い胸板のために
やはり厚い胸板が男らしさの象徴だからでしょう。
それに加えて大胸筋には、しっかりトレーニングを重ねると、目に見え て大きくなっていく、という素晴らしい魅力もあります。
どんどん成長していく筋肉を見ると、モチベーションも一気に上がりますよね。
実際に、とても大きな面積を占めている筋肉である、大胸筋から鍛え始めるのは有意義なことなのです。くぁ
胸や脚などの大きな筋肉を鍛えると、筋肉の成長に必要な成長ホルモンが出やすくなります。
大筋群を鍛えることで生成される成長ホルモンは、腕や肩など他の小さな筋肉の成長にも良い影響を与えます。
そのおかげで全身の筋肉がどんどん成長できるのです。
また、大胸筋のトレーニングは、逞しさを目指す男性だけではなく、バストアップを目指す女性にも効果的なのです。
胸部は奥から肋骨→大胸筋→脂肪→皮膚という順番で構成されています。
バランスの良い大胸筋を目指そう
ところが、大胸筋は目に見えて分かりやすい筋肉だけに、ある程度まで成長してくると、偏りが目に付くようになります。
ベンチプレスを1年間も続けて胸が大きくなってきたけど、なんだか外側に偏っていてバランスが悪い…そんなことがよくあります。
ほとんどの場合、胸のトレーニングはベンチプレスで行うことになりますが、それだけでは上部や内側の部分は大きくなりません。
そのため、ある程度のレベルに達してからは、ボディーメイクを意識して、新たな種目を取り入れる必要があります。
トレーニングの仕方によって、その盛り上がり方や形が変わってくるので、美しい大胸筋を目指す場合は、様々なトレーニング種目や正しいフォームの知識を身につけましょう。
次回は、大胸筋の代表的なトレーニング種目の紹介と内容をお伝えしていきます。