下半身太りのとなる食事メニュー
下半身太りの原因となる食事メニュー
ここまでで、食事メニューがいかに下半身太りに影響しているのかということをご説明しました。
では具体的にどのような食事が下半身太りに繋がるのかを見ていきましょう。
糖質だけじゃない!大量のトランス脂肪酸を含むケーキや菓子パン
ケーキや菓子パンなど、甘いお菓子にはたくさんの糖質が含まれています。
糖質の過剰摂取はむくみや中性脂肪など、先に説明した通り下半身太りに多大な影響を与えます。
しかし、ケーキや菓子パンの本当の恐ろしさはそれだけではなく、トランス脂肪酸と言う人工的な油脂が含まれていること。
トランス脂肪酸は悪玉コレステロールの増加に関与したりアレルギー疾患を招いたりと、身体に良くない影響をもたらすのです。
その上身体に取り込むと燃焼しにくくため込みやすい性質であるため、ダイエット中には極力避けたい存在です。
カロリーと塩分の過剰摂取、スナック菓子やカップ麺
スナック菓子やカップ麺は、高カロリーな上に塩分が多く含まれています。
塩分の過剰摂取は体内に水分をため込んでしまいむくみに繋がるため、食べ過ぎは厳禁です。
特にカップ麺はスープに使われている塩分量が非常に多いため、食べることがあったとしてもせめてスープは飲み干してしまわないよう心がけましょう。
また、スナック菓子やカップ麺には多様な添加物が使われている上に、身体に良い栄養素はほとんど入っていません。
カロリー摂取量を減らしたいダイエット中は、効率的に栄養を摂取したいもの。
量を減らすだけでなく、食べるものでしっかりと栄養補給ができているかどうかも意識するようにしてくださいね。
意外な食品!むくみの原因となるコーヒー
ダイエットをしている方であれば、コーヒーを飲むと脂肪の燃焼が促進されると聞いたことがあるかもしれません。
たしかにコーヒーにそういった効果があるとは言われていますが、摂りすぎると返って逆効果になる可能性があるのです。
コーヒーに多く含まれるカフェインは、鉄分やビタミンなどの栄養の吸収を阻害してしまいます。
その上カフェインは体内の塩分を排出する働きを持つカリウムを大量に消費するため、上手く塩分が排出できなくなることで結果的にむくみにも繋がるのです。
注意したいのが、カフェインを含むのはコーヒーだけではないということ。
紅茶や緑茶にもカフェインは含まれているため、一日の総量を把握して飲むことが大切です。
身体を冷やして下半身の脂肪に変わるアイスクリームやジュース
下半身太りの敵は冷えだとお伝えしました。
下半身の脂肪となりやすい糖質をたっぷり含んでいる上に、身体を冷えさせてしまう食品がアイスクリームやジュースです。
夏場は暑いからという理由で1日に何個もアイスを食べたり冷やしたジュースをゴクゴク飲んだりしてしまっていませんか?
あまりお腹にたまらない分、食べ過ぎや飲み過ぎに注意したいのがこの2つです。
どうしてもアイスを我慢できないという場合には、今は糖質オフの商品も多くでていますし、アイスであれば乳製品よりも氷菓子の方が糖質や脂質は抑えられます。
一切食べてはいけないというわけではありませんが、1日を振り返ってみると思わず食べ過ぎてしまっていた…などということがないよう、気を付けてくださいね。
以上が、食品別の内容となります。
これまで3回にわたり下半身太りの原因と食事について書いてきましたが、次回は下半身やせに効果的な食事メニューを紹介したいと思います。